生産物へのこだわり
始まりは、自身の
「安全な食べ物を」・・・という欲求です。
長年苦しみました体の不調
自然食に変更してから、すっかり健康になりました。
色々と勉強するうちに、自分自身で安心安全な農産物を作りたい!
売っていないのだから、自分で作るしかない!という事になりました。
農作物の勉強をする毎に、様々な事を知りました。
農薬の問題。
肥料の問題。
食の安全は、素材である野菜でさえ、脅かされている事に気づいたのです。
今、野菜は農産物というよりも 工業製品 の様なものになりつつあります。
天候や労働の過酷さから、そうなるのも仕方のない一面ではあるのでしょうが、あまりにも行き過ぎている部分を感じます。
美味しくて、安全な作物を、健全な経済状態で、安定的に作り続ける。
そのために、努力を続けていけたらと思います。
◆農薬について
病気や虫の被害対策に、当たり前の様に使用されている化学合成農薬
しかし、化学合成農薬農薬を使わなくても、自然に寄り添い、手をかければ、野菜は育ってくれます。
虫たちは、野菜の実をつけるための交配を手伝ってくれます。
カエルやトカゲ、テントウムシなどの生き物が、生物農薬の役目を担ってくれています。
化学合成農薬を使用しませんので、これらの生き物も元気に活躍してくれます。
病気は、土が生きている状態、野菜が元気である状態であれば、それほどに蔓延しないようです。
肥料分である窒素を、極力少なくすることで、野菜自身の健康な状態を自ら保ち、病害虫も寄せ付けないようです。
野菜の自然な状態に、少しだけ人間の手助けをして、たくさんの実を頂きます。
だから、出来るだけ自然な方法で栽培したいと思っています。
まだまだ勉強中です。
自然に、野菜達に、日々、教わっています。
◆肥料について
・有機肥料で育てます。
いろや農園では、緑肥、鶏ふんのみ使用しています。
牛糞、豚糞は使用しません。
(※土が出来て来ましたので、馬糞も使わなくなりました。)
鶏ふんは、鳥さんが何を食べているかという事も調べます。
福島第一原発による放射性物質の汚染は甚大です。
放射性物質が存在する所では、腐葉土なども汚染されてしまっています。
畑に使用する有機肥料は、放射性物質の検査を行っているものなどを使用しています。
◆土壌改良材
pHの調整には、
富山産の貝化石
広島の蠣殻ガラ石灰
岐阜産の石灰などを使用します。
◆資材や梱包材にもこだわります。
農業で使用するマルチ資材なども、なるべく近隣地域、愛知以西の工場から取り寄せています。
野菜を販売する梱包材も、愛知や近隣県からのものです。